大森歯科大学

大阪市中央区本町 大森歯科医院
     院長のブログ
 〜明日の夢ある歯科を語る〜
山田敏郎先生4
 翌朝、ニューポートビーチのファッションアイランドの隣にある医療ビルの前に早めに到着して、

時間を持て余すようにタバコを吸っていたところに、ばったり初対面の山田先生が出勤されました。



促されオフィスに入る。

大理石張りの受付にカーペット敷きの廊下、

日本の歯科医院とは全く違う。






マイクロスコープ(治療用顕微鏡)もあるし、全室個室。



一人一人にグローブを替え、さらに患者さん毎にユニット(歯科用治療椅子)全体にカバーをかける。

さらに患者さん毎にリステリンでうがいをする・・・・・。



一人一人に十分な時間をかけて治療する。

第2小臼歯の根管治療に1時間半かける。



オールセラミッククラウンを多く使っている。

接着性レジンセメントも使う。




ローコストで予知性の高い、CADCAMインプラントブリッジ(PIB)も多くされている。




日本では最近(2008年ごろ)になって発展した分野をすでに多く治療されている。




支台歯形成(歯の形を削って整える作業)のときは、

呼吸によってブレるのを防ぐため、呼吸をコントロールしていた。

そのためにヨガをされていたそうだ。




今では日本のトップレベルの歯科医師では当たり前のことばかりだが、

これは10年前のことである。



まさにここには私が描いていた、理想的な歯科治療があった。


01:14 | - | - | - | pookmark
山田敏郎先生3
 〜いざアメリカへ〜


晴美Smithさんからの紹介で、カリフォルニア州アーバインに在住の

日本人の方を紹介していただきました。

エミMajorsさんという方でした。

現地での送り迎えなどを含め、お世話してくれるとのことです。

英語もままならない私にとって、とても助かります。

エミさんに日本からあらかじめEメールで連絡をとり、ロサンゼルス空港で待ち合わせすることになりました。




出発する直前まで、両親も職場の人たちも、行ったこともないところに行って、会ったこともない人と

会うことが、本当に大丈夫なのかと心配されました。



もちろん私にも不安はありましたが、やるしかないのです。



そうして一人関空からロサンゼルス行きの飛行機に乗りました。






 翌日、ロサンゼルス空港に到着。


待ち合わせの場所に向かいましたが、それらしき人はいません・・・・・。

もちろん初めてお会いする方なので、顔もわかりません。


待てども待てども、現れない。

案内カウンターの女性に聞いてみるも、そのような問い合わせはないと言われる。




初っ端から大変なことになった・・・・・。

諦めて、タクシーでニューポートビーチまで向かうか・・・・。




当時はスモーカーでしたので、空港建物の外でタバコを吸いながら、そう考えていたところ、

先ほど尋ねた案内カウンターの女性が走ってきました。


「エミ!エミ! エミがあなたを探してるわよ!」 (英語でこう言ったと思います)


あ〜〜〜助かった!見つかった!




フライトスケジュールの変更かなにかで、遅れたそうです。


安堵からか、初めて会うエミさんと、あたかも以前から知っていたかのように笑い合いました。

エミさんは、アメリカに住んでる日本人!って感じのアグレッシブな方でした。

とても気さくな方です。そしてマシンガントークです(笑)。




エミさんのダッジ(アメリカ車)で、ロングビーチハンティントンビーチ、ビバリーヒルズ、

そしてまさにオスカー受賞式をやっていたハリウッドなど

さなざまなところに連れて行ってくださりました。


その間、世界からみた日本人についての話や、ただ頑張るだけでなくどう頑張ればいいのかという

話などを、たくさんしてくださりました。

B型はアメリカでは成功する血液型だからアメリカに来なさい、という話もしてくれました。(笑)



ニューポートビーチも下見を終え、翌日から見学です。




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