大森歯科大学

大阪市中央区本町 大森歯科医院
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 〜明日の夢ある歯科を語る〜
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ロサンゼルスでの発表〜恩師山田先生に贈る〜
 みなさん、こんにちは。



今日、ロサンゼルスから帰ってきました。

アメリカはロサンゼルスで発表をしてきたのです。



これはOJ(Ossenintegration Study Club of Japan)の選考会で3位以内に入れば、

ロスにあるOSCSC(Osseointegration Study Club of Southern California)の

日本との合同ミーティングで発表できるのですが、

私は今年2月にあった選考会で2位になりましたので、発表できたのです。



このOSCSCは以前お話しした、山田敏郎先生が所属していた会なのです。



昨年4月に山田先生が他界されて、その後いろいろ考えました。

山田先生が与えたもの

残したもの

存在意義

・・・・・・。



一つ私にできることがある。

それはOSCSCで私が発表することで、当時仲間だった・お世話になった・教えた人たちに、

山田先生のことを思い出していただき、

そしてしっかりと後世に残したものがあることを、伝えることだ と。



そう思い立ち、今年2月にあったOJ ミッドウィンターミーティングの

プレゼンテーション大会 兼 OSCSC発表者選考会 にエントリーしたのです。




なにがなんでも3位以内に入りたかった。




普段よりお世話になっている 本多先生・南昌宏先生・米澤先生・石川知弘先生・船登先生・・・・

皆さんにアドバイスをいただきながら、プレゼンテーションを作りました。



当日、根を詰めすぎて高熱が出ていましたが、鼻声ながら熱弁しました。




結果は2位。




ホテルに戻り、すぐに山田先生の奥様に電話をしました。

9月のOSCSC発表に、聞きに来てほしいと。


OJ選考会の当日は、山田先生の形見のネクタイをつけていました。






そして今回、そのOSCSCで発表です。



ロサンゼルス空港近くの Ayres Hotel が会場でした。


会場の入り口には、主催者のRoy Yamase先生が、

山田先生の写真と経歴を掲げてくださっていました。




実は、ロスに向かう前に、そのRoy Yanase先生にメールを送ったのでした。


Dr. Roy Yanase

 

I’m writing this email for the first time to you.

I’m Omori, a general practitioner who runs Omori Dental Office in Osaka, and I will be giving a presentation in OSCSC in September as one of OJ representatives.

 

I apologize in advance that I must tell you a slightly long story.

 

I studied under Dr. Toshiro Yamada who practiced dentistry in Newport Beach.

When I gave presentation at the annual OJ conference in Hachinohe in Aomori the other day, I showed a picture of Dr. Yamada at the end of my presentation to express my gratitude.

 

13 years ago, I wanted to study clinical dentistry in America. As I couldn’t speak English, I randomly sent letters to Japanese dentists in practice in California, asking for a chance for observation. Then, only Dr. Yamada impressed by my enthusiasm and invited me to his office.   

 

Since then, I visited his office several times and he kindly took me to Loma Linda University and Nobel Biocare as well. Actually, he also took me to your office for observation.  

 

I felt great sorrow when Dr. Yamada passed away last April.

His death inspired me to participate in the following OJ trial, and I won the second prize in OJ trail in February this year, which gave me the opportunity to give presentation OSCSC this time.

I wish I could have shown him my presentation in his lifetime.  

 

Dr. Yanase, I have a favor to ask you.

I would like Dr. Yamada’s wife, Mrs. Yoshiko Yamada to join OSCSC so that she can see my presentation.

Immediately after I won the second prize in the trial, I asked her to come and see my presentation on September 28.

Is it possible to invite her? If possible, what are the procedures for registration? Your advice will be very appreciated.

 

I apologize to have told you such a long story.

 

It is a great honor for me to give presentation at OSCSC to which Dr. Yamada belonged, and I’m excited about it.

 

I’m looking forward to this upcoming OSCSC.

 

Thank you very much for you kind attention.

 

Yuki Omori

Omori Dental Office



山田先生と私との関係や、

OSCSCに山田先生の奥様を連れてきていいか、

などを伝えたのです。



そうして今回のミーティングは

In Memory of Toshiro Yamada

という副題がついていました。



私の発表の前に山田先生の奥様のスピーチ、

そして山田先生と組んで仕事をしていた技工士さんのスピーチ、

そして私のプレゼンテーションと進んでいきました。



私のメールから汲み取っていただいて、

いろいろとYanase先生が企画してくださっていたのです。

私はプレゼンの初めに、山田先生とのエピソードを話しました。




発表のあとに、ランチ・懇親会のディナーとありましたが、

いろいろな方にお声をかけていただきました。



今回は山田先生の存在意義や貢献というものを、

伝えることができたのではないかと思っています。



そして私の中でもひとつの区切りができました。



私はそもそも、患者さんのために行った治療結果に、

点数をつけて順位をつけること自体が好きではありませんが、

今回はこの件のおかげで発表することができました。

とても良い経験をしました。

これも山田先生が与えてくださった、ご指導の一つなのかなと思っています。




人はみな、必ずいつかは死を迎えます。
 

私がいつも思うのは、生ある間に、

どれだけ多くの人の役に立ち

多くの人を指導し・多くのことを伝え

自分にかかわるすべての人を幸せにできるか

ということが大切だということです。


その点において、山田先生は十分にクリアされたのではないでしょうか。

私もそれができる人間になりたいと思います。



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