大森歯科大学

大阪市中央区本町 大森歯科医院
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 〜明日の夢ある歯科を語る〜
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咬合
 みなさん、こんにちは。 大森です。


私の師の一人である SJCD副会長 本多正明先生は、咬合(噛み合わせ)・補綴のエキスパートです。



今回は、大学では教えてくれなかった、でも、とても大切な咬合のお話をしたいと思います。




歯を治し、健康な状態を維持するためには、咬合の知識と技術が不可欠です。




下顎は、咬筋をはじめとする閉口筋群によって、腕力とは比較にならないくらいの強大な力をかけることが可能です。

あまりご存知ないかもしれませんが、くいしばり(パラファンクション)時の力は、女性でも100kg以上、男性だと200坩幣かかります。瞬間的には500垓瓩かかるといわれています。


この強大な力が、歯や歯周組織、顎関節、インプラントなどを破壊するのです。



この力をコントロールするのが、咬合です



歯を失わせる病気はいくつかあります。

虫歯・歯周病が代表的ですね。

しかし、咬合(噛み合わせ)が原因で歯を失うことは、よくあります


(詳しい内容は、あまりにボリュームが多いのでここではお伝えできませんが、本多先生の講義や勉強会にお越しいただければ、よく理解できると思います。)



わかりやすい例を挙げましょう。

歯科医師会が行っている ”8020運動” をご存知でしょうか?

80歳で20本以上の歯を残しましょうという運動ですね。

日本における80歳での歯の残り本数は、実際どのくらいだと思いますか?


8本です


つまり、80歳になって20本以上 歯が残っている というのはかなり多く歯が残っているということを意味しています。


ここで面白いデータがあります。


実際80歳以上で20本以上の歯が残っている方々の咬合(噛み合わせ)を調べたのです。

すると、ほとんどの人が咬合状態が良かった ということです。


もう少し詳しく言うと、良好なアンテリアガイダンスがあり、バーティカルストップがあり、アングル分類での亀蕕多くかった ということです。


つまり言い換えれば、咬合状態が良ければ、歯は長く残る可能性がある ということです。





ちなみに過度の力は、虫歯や歯周病を引き起こしたり・悪化させたりする ことも明らかです。



これで力のコントロール、咬合の知識と技術が必要不可欠だということが、お解かりいただけたことと思います。



「咬合は難しい」と敬遠されがちですが、そんなことはありません。



咬合は、ペリオ・インプラント・補綴・矯正には欠かせない項目です。




歯科治療を成功に導くためにも、口腔内の健康を長期に維持安定するためにも、咬合の知識と技術を身につけましょう!












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