大森歯科大学

大阪市中央区本町 大森歯科医院
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 〜明日の夢ある歯科を語る〜
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定期検診その2
先日定期検診の患者さんに虫歯が見つかりました。

患者さん曰く
「一生懸命歯磨きをしているし、他の虫歯予防プログラムの内容もやってるのに、
 どうして虫歯ができたのですか??
 これじゃ予防しても意味が無いじゃないですか。
 ひょっとして歯磨きしすぎて虫歯が出来たんじゃないですか??」


当医院で定期的なクリーニングとチェックを受けられている方は、百名以上いらっしゃいますが、この方と同様にメインテナンス中に虫歯ができる方も、少しいらっしゃいます。


なぜ虫歯ができたのでしょうか?


それは、すでに歯の表面がすこし溶け始めている状態=虫歯予備軍があったからなのです。

この方の場合も、虫歯予備軍が進行するか止まるかを経過観察していました。

できれば再石灰化といって、虫歯が治ってくれれば嬉しかったのですが。
(注:非常に浅い虫歯に限り、再石灰化によって治ることがあります)



私は患者さんにこう説明しました。
「今回の虫歯は残念ですが、大切なことは“今ある歯たちを一生残す”ことです。
 定期的にチェックをすることで、今回の虫歯も早期に発見することができました。
 早期に発見できたということは、虫歯治療で歯に与えるダメージを最小限に抑えられた ということです。
 虫歯ができないに越したことはありませんが、我々がいくら頑張っても虫歯が
 できてしまうこともあります。
 しかし、我々ができることはできる限りやって、それでも虫歯ができてしまった時は
 早期発見早期治療でよいと思います。
 なので、繰り返しになりますが、大切なことは“今ある歯を一生残す”ことなので、
 我々にできることきっちりやりましょう。」

患者さんは納得していただけたようです



決して小さなことにとらわれず、歯を残す(守る)という大きな視野でメインテナンスは行われるべきですし、患者さんと歯科医療従事者が共に最善を尽くすべきだと考えます。


奥入瀬

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